持って作業をしているだけで、
畑や作業場の行動を自動記録。

AOItraceAOItraceとは

AOItraceは、携帯して作業すると
農作業の場所と時間を
自動で記録していく
スマートフォンアプリです。

従来の営農管理アプリは「作業者がきめ細かく入力する」ことを前提にしていましたが、農作業の片手間に詳細を入力することは困難であり継続できないことがありました。

そこでAOItraceは、作業者が、いつ、どの畑や作業場にいたかを自動で記録し、後で、作業者の仕事の合間に音声エージェントが起動し、そこでどういう作業をしていたのかを作業者に尋ねます。 作業者は音声エージェントの質問に答えることで、作業内容が記録されます。AOItraceを使うことで、細かい農作業も簡単に記録し続けることができます。

AOItraceアプリで
できること

上の図は、利用者Aさんが畑1、畑2で作業をした後で、
AOItraceの音声エージェントと会話しているイメージです。
エージェントが、「畑1に、今日10時から1時間15分いましたね。何の作業をしましたか?」
と質問してきます。
それに対して、「農薬散布したよ、アタックオイルを希釈率100倍で450リットル」のように回答すると、
それが畑1での詳細な作業として記録されます。

AOItraceの特徴

AOItraceの特長は次のとおりです。

1

作業場所
(畑やハウス、作業場)
の登録

作業者は、アプリをダウンロード・インストールすると、最初に、自分の作業場所(畑やハウス、集荷場などの作業場など)を地図上で選択して登録します。
作業場所の選択は、円の形状で表現します。複雑な多角形の場合は複数の円形を組み合わせて定義します。

畑の境界の頂点を定義する方法に比べると、境界線付近の誤差は生じますが、その代わりに作業場所の定義の作業は1つの圃場につき10秒程度で簡潔に行えます。 以上で、作業者の初期セットアップは終了です。
下記の図は、作業場所(畑やハウス、作業場)の登録を示した例です。

  • ステップ1まず、地図上で圃場を長押しします
  • ステップ2すると、画面下部に圃場を登録するかどうかを聞いてきます。
  • ステップ3そこで、圃場名称、その圃場で作る作物名、畑の大きさとしての半径のサイズ、所属する農園を入力します。
  • ステップ4すべてを入力したら「登録を完了」させます。
  • ステップ5自動的に地図画面に戻り、いま登録した圃場の場所に赤色の円が新しく表示されます。
2

作業者に代わって
AOItraceが記録し、
あとで作業の詳細を記録

作業者は、AOItraceを起動したスマートフォンを携帯します。
なお、畑での作業中などは、畑まで乗りつけた軽トラックに置いたままでも構いません。
作業の詳細は、後で音声とメニューで追加します。

たとえば、畑の作業として「液肥散布」をしてきたなら、「液肥の散布」「液肥をまいた」「液肥散布」などと発話し、その詳細として液肥名、散布量、希釈率などをメニューから入力することもできます。
なお、これに加えて、作業中に気がついたことを写真で撮って記録・追加することもその場でできます。

事前に辞書で既定値を定義しておくと入力がさらに簡単になります。
たとえば、ある液体肥料Aの既定の希釈率が2000倍、液体肥料Bの既定の希釈率が1500倍なら、辞書にそれらを登録しておきます。 作業者が、液体肥料として液体肥料Aを選択した場合、希釈率を記入する部分に2000倍という数字が既定値として自動的に挿入されます。 2000倍のままでよければ入力は不要ですし、異なる希釈率を入力したい場合は別の数字に上書きすればよいです。

図は、幾つかの畑で作業した後に、対話形式で作業の詳細を記録する画面です。まず、畑の出入りが自動的に記録されます(ステップ①)。

次に、「あなたの記録」画面に遷移すると、過去の入退場記録のリストが表示されます。
そのうちの1つを選択すると、「記録の編集」画面へ自動的に遷移します。
そうすると、「チャット形式」と「フォーム形式」と名称のついた2つのタブが出現します。 「チャット形式」は、音声対話の画面です。音声エージェントから日本語で「この畑で何をしていたか?」という問いを受けるので、それに応答する形で作業内容を発話してください(ステップ②)。

農薬名や肥料名など、細かい名称をたくさん発話するのは面倒なことがあります。
そういう時は、作業名だけを音声で発話して、すぐに「フォーム形式」タブを押してもらうと、 その指定された作業で必要な情報だけを入力するようなフォームがでてきます(ステップ③)。

そこで、リストボックスを選択して、候補の農薬名や肥料名を選んでいけばよいです(ステップ④)。

3

作業記録はオープンで
無料の格納場所に
蓄積され、様々な
利用方法が可能

作業記録は、Googleカレンダー(スケジュール管理アプリ)とGoogleスプレッドシート(表計算アプリ)に格納されます。 その内容は、AOItraceアプリの中で編集・参照することが一番便利ですが、GoogleカレンダーやGoogleスプレッドシートのアプリで編集・参照することもできます。

作業者自身がカレンダーと表計算シートの所有者(オーナー)になるので、自分自身の作業記録を他の人には公開せず一人で管理することも可能ですし、他の人と共有して比較したりすることも自由に行えます。

他の人と共有するときは、GoogleカレンダーやGoogleスプレッドシートのアプリで提供される「共有」機能を利用します。 AOItraceをサードパーティの他サービスやアプリケーション(例:営農支援システム)と連携する場合、GoogleカレンダーやGoogleスプレッドシートを介してデータ流通する方法が一番簡潔な連携になります。

4

家族やアルバイトの
作業管理にも活用

AOItraceはスマートフォン1つで利用可能なので、作業者本人だけでなく、同じ農園で作業するご家族、アルバイトやパート雇用の人にも作業前にアプリをインストールしてもらってから作業してもらえば、その日の作業管理が簡単にできます。 作業者本人以外の人がAOItraceを使う時には、まず、無料のGoogleアカウント(xxx@gmail.com)を取得し、作業者本人が自分の農園のメンバーとして追加登録します。

追加登録後、AOItraceを作業者本人以外の人のスマートフォンにダウンロードしてインストールすると利用開始できます。 これらの人々は同じ農園に所属するので、作業場所(畑やハウス、作業場)の登録は不要です。

一方、作業記録を格納するGoogleカレンダーやGoogleスプレッドシートについては、ご家族やアルバイトの人ごとに個別のカレンダーやスプレッドシートに格納してもよいし、作業者本人と同一のカレンダーやスプレッドシートを選択して共有する形で格納しても構いません。 そうすれば、1つの農園に関わる作業を統一して管理することが可能になります

5

農業機械の管理にも活用

スマートフォンにAOItraceをインストールして農業機械に搭載しておけば、機械の動作記録ログを自動作成でき最新のスマート農機に変身できます。 また、高価なスマート農機を何人かで共用して稼働状況を管理する時にも便利です。

6

団体(JAなど)で
使えば、作業の用語が
統一化

団体でまとまって使う場合は、団体で使う農薬や肥料、作物の作業名を辞書に定義すれば、団体に所属する人たちが同じ用語を統一して使うことになるので、防除暦のような団体として集計が必要なデータの用語統一が簡単に実現できます。

GAPに必要な作業記録の基礎データとしても使えます。
なお、辞書の定義もGoogleスプレッドシートの表で行います。
表の上での作業で済むので、すぐに習得でき、複雑なことを勉強する必要はありません。

AOItraceは、静岡県の「ビックデータ解析をはじめとする情報科学を活用した農業等関連産業応用技術の開発委託」を受け、慶應義塾大学SFC研究所AOI・ラボ(代表 神成淳司環境情報学部教授)において研究を実施し開発されたTPOCastに基づいています。これまでに、慶應義塾大学は、静岡県内の複数の産地で実証実験を行って実用レベルに改良を重ねてきました。研究成果に関する静岡県の知的財産権をAOI機構が継承し、商品化しました。

は一般財団法人アグリオープンイノベーション機構の登録商標です。

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